アイエスエフネットライフ佐賀

　とある土曜日に開催された「面接講座」は、今までとは趣向を変えて、支援員による講義方式で進められました。

　今回のテーマは「面接官にあなたを知ってもらう方法」。

　「面接とは自分を売り込むための自己PRの場。
会社の情報はインターネットで調べられるけれど、あなたの情報はあなたしか知りません。
あなたが何も言わなければ、誰もあなたの事は知りません。
今まで知らなかった人に『あなた』をどう伝えるかなのです」というもの。

　また、ある1人の応募者Aさんに対する評価について、
面接官Bさんは「PCスキルが高い」
面接官Cさんは「声が小さい。元気がない。」といった具合に、
たとえ同じ会社でも、個人の価値観や、部署で必要とされる要素によって、「よい」と思う評価基準は異なります。

　今の時点の自分を過不足なく理解してもらい、今後の自分への期待も抱いてもらわないといけません。

　そのために必要なポイントは次の3点。
①最低限をクリアした第一印象作り（清潔な身だしなみ、真っ直ぐな姿勢、笑みを浮かべた表情、ちゃんと話しを聴く姿勢等）で、相手に自分を受け入れてもらう。人は見た目が97パーセント影響する生き物。
②自分を知ること
③自分を伝える言葉を持つこと

　更に、「自分を伝える言葉」を持つには、
（1）数字を使うことで尺度を統一させる
（「英検1級の試験に1回のチャレンジで合格しました」　「PCはブラインドタッチで10分間1，000字以上打てます」）

（2）周囲の評価を加えることで真実味を増す
（「私は周りから『他の人よりも先を読んで行動できる、よく気がつく人だ』と言われます」）

（3）具体的な例を挙げる
（「私は特別支援学校に通っていました。しかし大学進学を目指し、中学部1年生の時から通信教育を受講して1日××時間、休日は△△時間、家や寄宿舎で勉強に励みました。それによって得られた集中力や努力の姿勢は誰にも負けません」）の3つが大事。

　今回の講義で学んだことを「面接力」強化に役立てていきます。